


第2回 雲南省 昆明編
2000/4/26 reported by T井
今回訪れた雲南省は中華人民共和国でも一番南に位置する省のひとつで、 だいたいの緯度で言うと、沖縄の遥か南、フィリピンの北部ぐらい。 要するにかなり南なのだ。 そしてベトナム、ラオス、ミャンマーに面している。また雲南省は中国でも少数民族が多く住んでいるのが特徴で、 そのためか文化も様々な様相を見せる。 中国北部〜中央のあたりの漢民族とは明らかに違う顔立ち。 おねーさんは少しエキゾチックな顔立ちの人がおおく、 はっきりいってステキー!である。
そんな話はおいといてー(笑)、麺の話。 この中国ツアーを行っているBDEのメンバーである僕は、 同時に讃岐饂飩探険組の組長でもある。 「麺」と聞いたら、見るべし食うべし!である。
さて、綿密な事前調査(といっても地球の歩き方を呼んだだけ)によると、 ここ雲南省の名物のひとつに「米線」(ミーシェン)なるうどんがあるという。 これは食べなければいけません〜、どんな麺なんでしょー、はい(小枝風)。
訪れた省都でもある昆明市は昨年の世界花博のために大分開発されたようで、 はっきりいって中国でもえらく都会で、あの特有の埃っぽさや、 ごちゃごちゃした感じが少ない、う〜んおもしろくない(何を期待してるんだろう)所 (といっても面白いんだけどー)。 だから多分この「米線」なる食べ物に出会うには、 きっとごちゃごちゃした区域にあるであろう屋台にいったらええねん!と考えていた僕は、 イキナリ裏切られたのだった。
が、神の粋ないたずら(そんな大袈裟なもんではないか・・・・・)からか、 去る4/23の昼食に地元雲南省の文化局の人たちが僕たちをそのものずばり、 「米線店」に連れていってくれたのである!
これはそのレポートである!!(あ〜、長い前振り(^^;))
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もしかしたらこの店の米線の食べ方は特殊なのかもしれないけれど・・・・・。 注文してからしばらくすると、まずこんな皿が運ばれてくる。
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これはつまみか?具なのか? 生肉(多分豚)、さかな類(?)、うずら玉子、 野菜類、穀類、薬味類(ニラ、ゆば、パクチー、ザーサイ)なんかである。???と思って眺めていると、 横の張さんに「そのまま食べたらダメよ!(in 中国語)」と警告される (多分そう言ったんだと思う、い〜や、確かにそう言った!・・・・・と、思う)。 どうやら具らしく、あとでいれるんだそーな。
そうしているうちに、えらい大きな丼が出てきた。 そう!これはスープ!美味そーー!! 鶏ベースに塩+αのような、少し黄色がかった白濁のスープ。 味わってみると、う〜ん、 大阪お初天神付近にある揚子江ラーメンのスープをすこししつこくしたような感じか。 そして何よりも特筆すべきはこのスープがまだ煮立っているということ。 ほとんど熱湯なのだ。あちち。
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そしてこのスープに一気に具を流し込む、流し込む!! そしてよくかき回す、かき回す! すると熱湯のために具が煮上がるという寸法のよう。 薬味が入ったために一段とかぐわしい香りになったスープ+具。そしてここに「米線」の登場!
これが「米線」だ!
すべてを並べてみたの図登場したのは茹で麺。 かなりのボリュームがある。 麺は中細のパスタ程度、断面は真ん丸、長さはわからないけれど多分30cmぐらい、 ねじれもなにもない。 ということはこれ、パスタと同じく押し出し式なのかも。
と、そんなことを0.1秒ぐらいで考え(ほんまか!?)、 麺をスープに入れる。 そしてまたよくかき回す、かき回す(要するにほぐしている)。 十分にほぐれたら出来上がり!!
出来上がり〜♪
真白なパスタみたい・・・さて、食べてみる。 何といってもやっぱりスープが美味い! すこし塩辛いといえば塩辛いけど、僕の舌にはとてもあう少し濃い目のスープ。 具の肉からもうまみが出てるだろうし、 それをまとめるかのような薬味が味を引き締めている。
肝心の米線は見た目よりもしっかりしていて、 それでいてやわらかい。 太い素麺のようにも見えるけれど、食感は全然ちがう。 むらなく茹で上げられて芯はないが、表面ははっきりしている、そんな感じ。 材料はその名のとおり米だと思われるけど、ねちゃねちゃしたりしないから、 なんかそれだけじゃぁないんでしょうねぇ。
全体としては拉麺でもないし、うどんでもないし、 いままでの経験では分類できないところに位置する料理。 でもとても美味〜〜〜い!ことには変わりなし!
またこの店では麺をなんぼでもお代わりできるのだった (と、思ったんだけど、中国語わかんねぇ)。
さらに実は米線とはちがう種類の麺もあって、 それも麺だけもらってまたスープに入れることができる。 今度はほんとに拉麺、というか小麦粉の切り麺だった。 これがまた、なんというか、すこしモチモチ感のある、 なんともいえん美味しい麺だった。
辛みを入れてもウミャーなり!
小麦粉の麺!!
一度で二度美味しい。
う〜〜ん、恐るべし米線店!!
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あと、別の機会に昆明で出会った風習なのだけど、 日本でもこんな風習があったかなと思うんだけど、 「誕生日には麺を食べる」んだそうな。
といいつつ器持ってるやん!なんでも長寿のためと言っていたけど、 どうやら「麺=長い=長寿」ということらしい。 たまたまツアーメンバーにその日誕生日だったやつがいて、 それを祝っていると、麺料理を彼に振る舞ってくれた。
その料理はラーメン。ごく普通の美味しいラーメン(塩味)だった。 具はなんと目玉焼き、なんとも不思議な・・・。
また面白いのが、 この場合のみ器を持って食べてはいけないらしい。 なんでやろ?おもろい風習やねぇ。


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